全豪オープン3日目に行ってきました(その2)

アリーナでの第3試合を終えたころには、屋外のコートでも試合が再開されていました。試合のスケジュールを確認したところ、第7コートで行われる西岡選手の試合まであと1試合でした。そこで、第7コートに移動し、昨日から順延となっていた女子シングルスの1回戦スティーブンス選手(Sloane Sephens、米国)とポタポヴァ選手(Anastasia Potapova、ロシア)の試合を観戦しました。第1セットを接戦で制したポタポヴァ選手が第2セットもとり、セットカウント2-0で2回戦に進みました。

西岡選手の2回戦の相手は、予選を勝ち上がってきたスブルチナ選手(Dalibor Svrcina、チェコ)でした。私は西岡選手、ダニエル選手、綿貫選手、いずれも本戦の試合を観戦していなかったので楽しみに来ました。途中、自身のミスに苛立つ場面もありましたが、西岡選手は終始落ち着いてプレイしているように見えました。セットカウント3-0のストレート勝ちでした。これで次の試合は、ナダル選手に勝利したマクドナルド選手となりました。あらためて両者の対決が楽しみです。

いつ気づいたのかは覚えていないのですが、時どき試合スケジュールをウェブで確認していたところ、次の試合に設定されていた綿貫選手の試合が第12コートに変更されていました。西岡選手が勝利したときにはすでに試合が始まっていたので、急いで第12コートへ(ほぼお隣です)。

綿貫選手はスブルチナ選手同様、予選会からのスタートでした。1回戦をストレートで勝ち上がっても来ました。私は予選から観戦していましたが、他の試合と重なったり、仕事で行けなかったりして、綿貫選手の試合観戦も今回が初めてでした。

相手は、世界ランク31位、第29シードのコルダ選手(Sebastian Corda、米国)です。長身で細身のコルダ選手は丁寧にコースをつくストロークが印象的でした。綿貫選手は、サーブスピードも200km/h前後出ることもあったり、リターンやドロップショットが決まったりなど、良い場面もたくさんありました。ファーストサービスの決定率が上がっていたら、もう少し違う展開になっていたのではないかという点が残念でした。試合は、第2セットであと一息でタイブレイクに持ち込めそうだったのですが、要所要所でコルダ選手にポイントを奪われ、綿貫選手は3-0のストレートで敗退となりました。しかし、試合全体をとおして、今後に期待できるパフォーマンスであったと感じました。これからが楽しみです。

と、ここまでで朝11時の第1試合開始から合計で6試合を観戦しました。うち3試合は寒空の屋外での試合でした。見ているだけですが、体は限界でした。それもそのはず、このときすでに0時を回っていました。試合スケジュールを確認すると、1573アリーナでダニエル太郎選手が試合をしていましたが、今日はこれで帰宅しました。

0時30分過ぎに帰宅して、軽く食事をとったのち、2時に就寝しました。長いながい1日でした。選手のみなさんも本当にお疲れさまでした。