季節の風物詩

今日は最低気温が14.1℃であったのに対し、最高気温は31.4℃と残暑でした。そのため、夕方(というか夜)にジョギングに出かけました。

王立植物園(Royal Botanic Gardens)とキングス・ドメイン(Kings Domain)を一周する約5kmが、私のお気に入りのコースです。このコースは起伏に富んでいて、ヤラ川沿いの一部を除いて、アップダウンが多いのですが、公園の中にあり、大きな木々に囲まれてもいるので、気持ちのいいコースです。昼間に一度、出掛けたことがあるのですが、夏の日差しの中でのジョギングはつらかったです。熱中症に気をつけましょう。

このコースで最近、立教大学道下美槻選手が練習しているようです。Twitterに動画があがっていました。また、Instagramにも写真がありました。ちなみに、Instagramの写真の中にあるLuneというクロワッサンのお店は美味しいらしいです。未経験なので、帰国前に一度は食べてみたいです。

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また、このコース近くにあり、ヤラ川にかかるMorell Pedestrian Bridgeで、田中希実選手がジョギングしているようすもTwitterで見かけました。

田中選手は2月23日にメルボルンで行われた大会に出場するために、こちらに来ていたようです。レース後、メルボルンを楽しまれたようすがInstagramにアップされていました。

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話が脱線しました。

季節の風物詩、つまり春夏秋冬それぞれの季節から連想するものは人それぞれですが、夏といえばセミ(蝉、cicada)ですよね。ところが、こちらに来てから一度もセミの鳴き声を聞きません。メルボルンだけでなく、これまで訪れたケアンズ、パース、ホバートでも同様です。

日本語の情報を得るべく、Googleで「(オーストラリア OR メルボルン OR ケアンズ OR パース OR ホバート) (せみ OR セミ OR 蝉)」と検索したところ、3千万件ヒットしました。最初の10件を見るだけでも、「いる」という情報があるので、いるのだと思います。が、一番上にヒットしたある方のブログでは「いない」と言っています。実感としては、私と同じです。

つづいて、「Australia cicada」で検索したところ、ニューサウスウェールズ州にあるオーストラリア博物館(Austrarlian Museum)がヒットしました。そこには、200種類以上のセミが生息していると記述されていました。

australian.museum

なるほど、オーストラリアにセミはいるけど、遭遇していないだなと納得しつつ、もしかしたら蝉の鳴き声を聞いていないだけなのかもしれないと疑問に思いました。博物館のページを見ると、セミの鳴き声(Cicada Singing)という項目もあります。やはり鳴くようです。生息域に足を踏み入れていないだけなのかもしれませんね。

このほか、不思議に思っていたのは、春を感じられないことでした。日本の春といえば、梅に始まり、菜の花、そして桜とお花で感じられます。日本の3月にあたるであろう9月に一時帰国していたため、春を感じられなかったのかもしれません。が、桜の木らしきものは、メルボルンでは見かけません。

そう思っていたところ、メルボルン在住の方のブログで、桜が紹介されていました。バンクシャ公園(Banksia Park)がおすすめスポットだそうです。

melbourne-life.com

記事によれば、10月初旬がよいとか。あぁ、そのときにはこちらにいたのに...。残念、見逃しました!

残る秋と冬ですが、日本の冬は地域によって差がありますね。私が住んでいる東京(南関東)は乾燥した、カラッと晴れた天気というイメージです。風物詩は...、箱根駅伝? メルボルンの冬は、私自身はそれほど寒さを感じず、コロコロと変わる天気が印象に残っています。晴れていたと思ったら霧雨が降ってきて、また晴れたと思ったら曇って...といった天候がつづいた記憶があります。

秋は虫の音と紅葉でしょうか。ここメルボルンでも、ジョギングしていて虫の音を聞くようになりました。秋が少しずつ近づいているようです。