図書館員のオーラ

最近、図書館に行くことが多くなりました。海外出張前にできるかぎりの資料を集めようと思ってのことです。こんなにせっせと足を運ぶのは、(少し大げさですが)大学院生のとき以来かもしれません。海外の文献は、電子ジャーナルで事足りることも多くなりましたし、日本語の文献も入手できるようになってきました。ただ、今なお、紙の雑誌、紙の図書でしかないものもたくさんあります。

今日は午前中に必要な雑誌記事をコピーして、それを研究室に持ち帰り読んでいたら、読みたい本が出てきました。OPACで検索し、所蔵情報をメモして図書館へ。戻ってきて、先ほどのつづきで、コピーしてきた記事を読んでいたら、またもや読みたい図書が...。今一度メモして図書館へ。一回で終わらないところは、自分のやりかたが問題なのですが、それでも読みたい本が図書館にあるというのは、とてもうれしいことです!

さて、その帰り際、ちょうど図書館の退館ゲート(BDS)を出ようとしたところ、学生から声をかけられました。

「すみません。あそこのPCを誤ってシャットダウンしてしまいました。どうしたらよいでしょうか。」

ん? なぜ私に? どうやら私のことを図書館員と勘違いしたようです。すぐ近くの図書館職員に声をかけ、対応してもらいました。

確かに私は「元」図書館員です。そんなに「図書館員」オーラが出ていたのでしょうか。とすると、その「オーラ」とは一体どのようなものなのでしょう。もう一度会って、お話ししてみたいです。