図書館を利用する

 今日は冬至(the winter solstice)、一年でもっとも日中が短い日(the shortest day of the year)でした。逆に、日本(北半球)は夏至(the summer solstice)でしたね。

 メルボルンの日の出は7時35分、日の入りは17時8分でした。今朝は7時に起きましたが、まだまだ暗く、ぱっとは目が覚めません。昨日はきれいな朝焼けになっていましたが、今日はどんよりと雲がかかっていたため、9時ごろ、お日さまが顔を出しました。

 今日は、午前中にヴィクトリア州立図書館(State Library Victoria)のウェビナーに参加しました。

www.slv.vic.gov.au

 ビクトリア州立図書館といえば、「行ってみたい図書館」などでよく取り上げられる図書館の1つです。閲覧室(通称 the dome)が有名です(下のリンクをクリックすると写真が見られます)。

www.slv.vic.gov.au

  図書館入門と題する今回のセミナーは、次のような内容でした。

1. virtual tour
2. search catalogue
3. search database
4. research guide

 はじめに図書館の歴史と館内の写真を使ったバーチャルツアーが行われました。つづいて、OPACを使った図書やその他の資料の探しかた、さらに図書館が提供するオンラインデータベースが紹介されました。ヴィクトリア州に居住し、かつ登録利用者になれば、だれでもオンラインで無料で利用できます。最後に、情報の探しかたを集めたガイドページが案内されました。

 1時間という短い時間ではありましたが、必要十分なレッスンを受けられました。たまに専門用語が使われて、図書館員の方も説明に苦労するときもありましたが、利用を喚起する積極的な姿勢が興味深かったです。

 午後は近所の公共図書館で図書館カードをつくりました。私が居住するのは、ストニントン市(City of Stonnington)で、4つの図書館があります。そのうちの1つ、トゥーラック・サウスヤラ図書館(Toorak/South Yarra Library)にうかがいました。

www.stonnington.vic.gov.au

 カードの発行はオンラインでもできるのですが、見学も兼ねて窓口に行きました。必要なものは身分証と居住していることがわかるものです。私は、パスポートと郵送された郵便物を持っていきました。その場で、口頭で情報を提供し、図書館員の方に入力してもらい、5分ほどで発行してもらえました。ちなみに、ヴィクトリア州立図書館は、参考調査図書館(reference library)で、貸出は行わないため、カードはありません。

 ストニントン市立図書館でも電子資料が提供され、自宅からオンラインで利用できます。所蔵状況をまだ十分把握していませんが、州立と市立を利用できれば、とても便利ではないかと想像しています。自宅での仕事が多いので、少しずつ利用してみようと思います。

追記

図書館に行く道すがら、公園をぶらぶらしました。オーストラリアンフットボールが楽しめる芝生がありました。ふだんはわんこが走り回っているようです。

近くの公園(Como Park)

 公園近くを歩いていると、なにやら良い香りが漂ってきました。あるお宅の庭先に沈丁花のような花が咲いていました。マスクなしだと香りにも気づきますね。

沈丁花

 今日は晴れたり、くもったり、ときどき雨が降ったり(雨といってもシャワーのようですぐに止みます)と、くるくる変わるお天気でした。そんな中、虹がかかっていました。

 木々はだいぶ葉を落として、冬の装いです。