カタールW杯が終わりました 

昨日のクロアチア対モロッコの3位決定戦につづき、今日のアルゼンチン対フランスの決勝戦で、ワールドカップ2022カタール大会が終了しました。あっという間の1ヶ月でした。

3位決定戦のクロアチア対モロッコは、クロアチアのデザインされたセットプレーからの先制点、同点に追いつかれてから前半間際の左45度からの技ありシュートでの逆転ゴールと、いずれの得点もすばらしかったです。また、ゴールキーパーのリバコビッチ選手のビッグセーブもありました。そして、どの選手もよく走りましたね。

ロッコの選手たちも走り負けはしていませんでした。一人ひとりの技術は高く、つないで、何度もよいチャンスをつくっていました。どちらのチームもすばらしいと思いました。

そして、決勝。準決勝後はフランス優位かなと思っていたのですが、体調不良の選手が出ているとの報道があるなど、雲行きが怪しくなっていました。その影響かどうかはわかりませんが、素人の私から見ても、70分まではフランスどうした? という試合運びでした。その間、メッシ選手と満を持して登場したディ・マリア選手の活躍などで2対0でリードし、このままアルゼンチンが優勝かなと思っていたら、エムバペ選手のPKを含む怒涛の2連続得点で同点に! 延長戦も後半にメッシ選手が勝ち越し点を決めて、さすがにこれで終わりかなと思いきや、またもエムバペ選手がきっちりPKを決める...。見ごたえのある、すごい試合でした。この決勝だけでも、カタールW杯はすばらしかったと言えそうです。

ヨーロッパの各国リーグがシーズン中に行われたW杯、技術はもちろん、前線から守備のプレッシャーをかけ、一人ひとりが走り負けしない、そして競り負けないチームの強さ、フットボールもどんどん進化していますね(変わっていると言ったほうがいい?)。次のW杯、日本は、そして各国のフットボールはどうなっているか、そのプロセスも含めて、これからも楽しみです。