1ヶ月遅れですが(その1)
梨泰院での死傷者事故から1ヶ月が過ぎました。あらためて、亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族のみなさまにお悔やみ申し上げます。また、怪我をされた方をはじめ、この事故で被害に会われた方にお見舞い申し上げます。
当時、この事故の一方を聞いたときに真っ先に思い浮かんだのは、明石の花火大会の事故でした。2001年7月21日のことでした。多数の人が集中して、なにかのきっかけで将棋倒しなどが引き起こされたこの大事故は、群衆雪崩と表現されていたと記憶しています。
コトバンクで引いたところ、「デジタル大辞泉」に次のようにありました(出典:群衆雪崩. コトバンク, https://kotobank.jp/word/群衆雪崩-2879248, (参照2022-11-29).)。
《「群集雪崩」とも》人が密集した場所で、一人が倒れることによって、周囲の人々が雪崩を打つように、広範囲にわたって連鎖的に転倒していくこと。→将棋倒し
[補説]転倒が一方向に起こるものを「将棋倒し」、人がより密集した状態で起こり、転倒が多方向に広がっていくものを「群衆雪崩」と区別することもある。
Googleで検索すると、「群集事故」という見出しの下で説明されていました。
日本では明石での事故を教訓に対応がとられてきているようです。
東京新聞の11月2日の社説では、あらためて事故の重大さと再発防止への取組に注意をうながしています。
私もその時どきに、冷静で落ち着いた判断をしたいとあらためて思いました。