戦没者追悼記念日(Remembrance Day)

今日、11月11日は第一次世界大戦終結した日として、イギリス連邦をはじめ、世界各地で戦没者を追悼する日でした。私は恥ずかしながら、今朝のニュースを見るまで、このことをまったく知りませんでした。メルボルンにある戦争慰霊館(Shrine of Remembrance)で式典があるとのことだったので、足を運びました。

式典のようす

式典は10時30分から始まりました。11月11日11時に1分間の黙祷を行うとのことでしたが、その時間に空砲が鳴り、私もですが、目の前の子どもたちもびっくりしていました。黙祷かと思いきや、ある軍人(と思うのですが)のトランペットの軽やかかつ厳かな独奏が始まりました。その後、しばしの沈黙(本当の黙祷)があり、再び空砲、トランペットの音色とともに黙祷が終わりました。確認したところ、3分ほどだったでしょうか。この間、いずれでも黙祷が行われていたのでしょうね。

式典のようすは動画でも公開されていました。

www.shrine.org.au

今年はあらたな戦争が始まり、あらためて平和の尊さとそれを維持することの難しさを感じる一年です。黙祷の間に、こうしてなにごともなく生活できていることに感謝したいと思いました。

式典会場の入り口に掲げられたメッセージ